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2009 – 2010 秋冬の注目カラーとモチーフ。インテリア展示会から気になる色と柄をピックアップ。

気になるモチーフはクラシック&トラディショナル




 今年の4月にイタリア・ミラノで開催された世界最大級の家具展「ミラノ・サローネ」。ここでは世界各国の家具メーカーが出展し、そこで発表される新作が、世界のトレンドを牽引していると言っても過言ではありません。

 ただ、残念ながら今年は世界的な経済不況の中で、家具メーカーもその影響を大きく受け、あまり冒険せずに堅実に売る為の戦略を取っているメーカーが多かったようです。そんな中でも、やはり次の流行と成り得る注目アイテムは出てくるもの。住まいの中ですぐに取り入れられる色柄の傾向はないものでしょうか。そこではっと目を惹くような新鮮な色や柄はないかと各ブースを見ていくと、ありました! そう今シーズンは「トラディショナル」なモチーフに注目です。

ビッグサイズの千鳥格子やタータンチェック
 ファッションではおなじみの千鳥格子柄。これが今シーズンは幾つものメゾンで見られました。椅子の張り地からクッションカバー、そしてカーペットやラグの柄にまで。ポイントは少し大きめのサイズにすることでモダンに味付けすること。伝統的なモチーフだからといって、決してクラシックに処理するのではなく、モダンに使いこなすことが大切です。同じように伝統的モチーフの代表、タータンチェック柄。これは昨シーズンから見られた柄傾向ですが、今シーズンも引き続き注目です。










伝統的な柄を壊して新しくする
 高級カーペットの代名詞ともいえるペルシャ絨毯。本物は高くてなかなか庶民には手が出せないインテリア・アイテムですが、そんな伝統と格式高い絨毯の柄を一度壊してモダンにアレンジする手法が見られました。一つは目が覚めるような青いインクに浸したかのような染色を施したもの。


もう一つは、柄の一部を極端に引き延ばしたもの。

このように、トラディショナルな家具とあわせることが多い伝統的な手織り絨毯の柄も、遊び心あふれるデザインで一ひねりすると新しいデザインとして生まれ変わり、モダンな家具や空間と合わせてみれば、部屋に新鮮な表情を添えてくれます。
interior design & text & photos:細井絵理子(c//space)