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家族で過ごす“冬の家”特集。

震災後のライフスタイル価値観の変化






家族の時間を大切にしたい“家族のコミュニケーション”
 3月11日の東日本大震災のあと、籍を入れるカップルが急増するという現象が起こりニュースになったことは皆さんのご記憶にも新しいことでしょう。未曾有の大災害となった今回の震災は、被災地以外の人々の生活や意識にも多大な影響を与えました。節電や安全対策、防災意識などの変化と共に家族との関係性を見直す大きなきっかけにもなったと言われています。家族との時間を大切にしたいという意識が強まり、家で家族や親族と過ごす時間が増えてきているのです。



近隣との付合い方にも変化の兆し“地域コミュニケーション”
 家族とのコミュニケーションだけではなく、隣近所の人達との助け合いや情報交換の必要性を改めて認識した人も多いのではないでしょうか。特に都市部のマンションなど集合住宅では、メールボックスや玄関に表札を出さないケースも多く、隣の家の住民の名前も知らないということがよくあります。今回の震災でマンションのエレベーターが停止し、非常階段の入口を探している時に初めて同じマンションの住人と言葉を交わした、というエピソードも耳にしました。これまであまりにも無関心だった“お隣さん”のこと、避難場所や避難経路を調べて初めて知る自分が住む街の公共施設など、今回の震災をきっかけにして“地域のコミュニケーション”を見直す動きに繋がってきています。例えば集合住宅内の「集会所」や「コミュニティーセンター」の使い方について。週末にフリーマーケットや有機野菜の朝市を開くなど、住民主導でイベントを企画し、住民同士の会話を生む機会を作るなど、積極的なコミュニケーション作りが見られます。

在宅時間の増加で変化する住まいへの関心度
 家で過ごす時間が増えると最初に変化が表れるのが食卓です。「家食」が増え、家族で食事をとる機会が増えると、料理を盛るお皿や箸、ランチョンマットにも気を配りたいという傾向が見られます。また最近人気の駅中フラワーショップでは、“ご自宅用”に小さくラッピングされた花束が大人気。玄関用、キッチン用、ダイニング用. . .と、飾る場所に合わせてセレクトされたフラワーアレンジメントがギフト用よりも売上を伸ばしているとか。以前よりも気軽に家に花を飾る人が増えてきているのです。

 友人や親族を招いてのホームパーティーや季節の行事。自宅に人を招く機会が増えると気になるのが玄関とリビングです。ここでは“しつらえ”の場を意識するようになる人が多いのではないでしょうか。手軽に、でも素敵に住まいをデコレーションできたらと思う人は多いはず。次のPart2ではこの冬にオススメのインテリアデコレーションについてご紹介します。

text & photographs:細井絵理子(c//space)