築30年以上経つ木造の住宅の一室をプチ・リフォームしたプラン。
留学中のお嬢さんを持つお母様からのリクエストで、帰国する前にお部屋を素敵に変身させたいとのことでした。限られた予算のため床壁などの大きな面積を占める部分の改造はあきらめ、くつろぎの場を演出する家具と照明、個性的な和紙を使って押し入れのイメージチェンジをしました。
白木と和紙と間接照明で温もりのある和モダンを演出
タモ材の木目が美しいキャビネットとそれに合うよう、オリジナルのテーブルを製作。
和紙を用いた円柱形のスタンドやシンプルな花器を配し、キャビネットの上を飾ります。
大胆なタッチで柄が入った手透き和紙を用いて押し入れの襖を改装。取っ手も白木のものに変え明るくモダンな印象に。
天井灯には大きなぼんぼり型の和紙のペンダントをチョイス。また、ベッドサイドテーブルにも和紙のスタンドを配し、柔らかな明かりにこだわりました。
本コラムではインテリアの内装材にまつわる様々な情報を発信してまいります。国内の新しい製品情報はもとより、エンドユーザーの消費行動に関する変化や海外トレンドから得られるデザインのヒント、話題の建築などにも着目しご紹介してまいります。