ヨーロッパでは古城や古い教会など歴史的建造物を保存するために改修し、ホテルや図書館などの新しい施設に生まれ変わらせるプロジェクトが増加しています。このことから伝統を再解釈するマテリアルのニーズが急速に高まっています。これらの施設では、ただ古き良き伝統を追体験するのではなく、まったく新しい没入型体験を得るために、不思議さや啓蒙、暗闇などとともに感覚的な要素を大切にしています。
そこでこのブースでは豪華さと美しさ、装飾へのこだわりなどを示す色や柄、素材が集められました。最新のデジタルプリントや染色技法、織りの技術を用いて装飾的なパターンと魅力的な表面加工により、歴史と自然の美しさ再発見しています。
オランダのデザイナーBART HESS(舞台衣装、アカデミー賞舞台など)が手がけた「Grotto/洞窟」シリーズを中央に配し展示。ラテックススキンで作られたプリーツ状のオブジェは鍾乳石を連想させます。中にはマッサージチェアのような機械が仕込まれており、来場者がそこに横たわりラテックスの独特な質感とともに神秘的な空間を体全体で体感しました。